「グァテマラ・ウエウエテナンゴ」
ウエウエテナンゴ:グァテマラにおけるスペシャルティコーヒー豆のトレンドセッター
中米を代表するコーヒー豆の一大産地であるグァテマラには8箇所のコーヒー産地が存在しています。その一つウエウエテナンゴは最も高緯度にありで空気が乾燥している地域です。ウエウエテナンゴ地区は秘境中の秘境であり、アクセスが難しく、それゆえ高品質にもかかわらずコーヒー豆の紹介が遅れた地区でもあります。ウエウエテナンゴには天然の恵みとも言える無数の湧き水や小川が流れており、その自然のわき水を使って水洗方式で行うことが可能。地域内で乾燥から袋詰めまでを行っております。
当社がご紹介している Finca Huixoc (フーショク農園と呼びます)はその中でもウエウエテナンゴの祖と言える三代続く農園で1940年代から自分たちのコーヒー農園でコーヒー豆を生育しているそうです。 Huixocとは土着マヤ族の言葉で「湧き水」という意味。グァテマラのスペシャルティコーヒー豆のムーブメントはこのウエウエテナンゴから始まっており、特にフーショク農園とエルインアルタル農園(同じオーナーですが、農園の場所は異なります)はその代表的なブランドとして世界的に知られております。今回のコーヒー豆はさらにレインフォレストアライアンスの認証取得をしております。
ウエウエテナンゴのコーヒー豆は酸味が低く、パワフルでそれでいてナッツやキャラメルらしい甘みを感じますのでマキネスティではプレスを使った抽出と、お客様のご希望によってケメックスと両方の抽出でお楽しみいただいております。
プレスの時のおすすめの分量は豆を15g、お湯は250cc,と言ってもプレスでは下に溜まった部分の水分は取れませんので実質は190cc〜200ccほどのコーヒーが抽出されます。お湯はお好みとはいえ、90-93度くらいがコーヒーの甘さを引き出してくれます。沸騰状態のお湯では甘みを引き出すことは難しいですので、温度には注意をしていただくようお願いいたします。プレスをご利用いただくと3分待つだけで美味しいコーヒーをお飲みいただけますよ!